片づけ教育コンサルティング 代表 政木ちか
私は結婚後、20年専業主婦でした。独身時代は大手企業でバリバリ仕事をしてきました。仕事が大好きでした。残業も全く苦痛ではなかったような人間です。自分自身、仕事に関しては誰にも負けないと自信を持っていました。しかし、家事は・・・。お料理は食べるのが好きなので嫌いではないのですし、お洗濯も全く苦痛を感じません。しかし、お掃除に関しては。。。人が来るときはもちろんキレイな部屋になります。しかし日常は皆さんのようなモデルルームには程遠い、生活環たっぷりのお部屋になります。整理収納は自分自身の課題でもありました。そんな中、整理収納の資格と出会いました。家族皆が気持ちよく過ごしてほしいと日々考えておりましたので、迷わず受講しました。
教える側の資格を取得したら自分自身も色々改善されるかもしれないと考えたのです。整理収納の理論を学んだ結果、たくさんの効果を実感しました。快適な暮らしはもちろん、視野も広がってきました。更に上級の資格をと取得してきました。当初は大人向けの整理収納知識を深めておりました。更に深めていくと、今度は子育て過程での整理収納に関する教育面も学ぶようになり、更には子供の成長に関する知識も深めていくこととなりました。
現在は、整理収納教育のプロとしてこの経験を皆様にお伝えしていくため活動しております。
大人向けの指導において、
私は断捨離はオススメしていません。断捨離で心が清らかになる?なりません。物を無駄に捨てる人は心が貧しいと思います。言い切るとこの世界の人達から袋叩きにされそうです。しかし、私は「断捨離だけが片づけじゃない!」という本を出したいくらいです。もちろんゴミは処分しましょう。そこから更に理解と共に手放すものも出てくるでしょう。今あなたにその物は必要ですか?必要だから存在しているのですよね。なのでわかるように配置しましょう。それを教えるのが私たちです。是非、学ぶ意識をもって臨んでください。きっと今より素敵な生活に近づけるはずです。
子育て中のお母様への指導において
よく耳にするのが、私は片づけが得意だから、「子どもの工作は写真に撮ってすぐ捨てるの。だから散らからない。」という親。子供の工作を写真に撮って目の前で捨てる。テレビにまで出て「私は子供の工作は写真撮影で処分」なんて自信満々にいってる人結構いますよね。テレビでそんなことを言ってしまうんですか?賢いぶってますけど、子どもの心への配慮はないんですか?その写真って見るんですか?形だけでしょう?せめて目の前で捨てるのではなく、段ボールに保存するふりをしませんか?段ボールに大事にとっておくからねーって写真をとりながら入れる。せめてお子様のわからない時に捨ててください。そのくらいの気配りが必要だと思います。母親から愛された記憶を残すことの方が何より大切です。お子様を育てる過程において一番必要なのは心を養うことだと思います。子どものものというのは、捨てやすいのです。自分自身のものは捨てられないのになぜでしょう。それは自分のものではないから。他は片付いてないのになぜ子供の工作を先に捨てるのか。捨てるのが悪いとは言いません。全部とっておいたらきりがないのもわかります。ほんの少しだけ考えてから捨てませんか?お子様の幼少期は一度しかありませんので、大切に過ごしたいですよね。
そして、片づけなさいで動かないお子様に怒ってませんか?勉強しなさいも同じです。どのような声かけをしたら動くでしょうか。「片づけなさい」といったあとの子供の気持ちは・・・「今やろうと思ってたのに・・・やる気なくなった・・・」自分自身もそんな経験ありませんか?しかし言わずにいられない。そんな無駄なことはやめましょう。幼児期はお片づけの誘導方法を、小学生になったらお勉強につながっていきます。子育てにおいて、親子関係が何よりも大切。そこを見失わずに片づけ教育を学んでいってほしいと願っております。

1970年生まれ 戌年
大学生の子ども1人
片づけ遊び指導士認定講師
実践保育力検定認定講師
整理収納教育士
整理収納アドバイザー1級
川崎市
スポーツ推進委員
教育推進会議委員
廃棄物減量指導員
避難所運営会議委員
日本教育学会会員
こども環境学会会員
整理収納教育士HP担当